花と縁台(ベンチ)が街中にあふれる戸塚を創りたい

街中に、縁台(ベンチ)をたくさん設置したい

外出先で、ちょっと腰掛けたい、ってときありませんか?
そんなとき、意外と腰掛けられる場所って少ないな、って思いませんか?

ひと昔前は、バス停の近くにはベンチがあったり、商店の前にもベンチがあったりしました。そして、いつの間にやら消えてなくなりました。
今や駅の構内からもベンチが減らされる時代です。
でも、ちょっと休憩したいってときに腰掛けられる場所がないと、ご年配の方々や乳幼児をお連れの方々は結構つらいのでは?と考えます。
商業施設内だけではなく、たくさんの縁台(ベンチ)を路上に設置出来るような歩道整備も必要です。
誰にでも優しい街=TOTSUKA=を創りたいと考えています。

現職時代、トツカーナにたくさんある腰掛け(ベンチ)の設置を提案し、実現させました

現職時代、落選する前の話し。
戸塚駅西口再開発の建設もかなり進んだところで、建物内の状況をチェック。するとなんと、ベンチがほとんど無いではないか!
そこで、戸塚区選出の地方議員と区役所幹部職員とで行う会議の中で提案。「腰掛けられるところが無いと、ご年配の方々が街に出にくくなる。いつでも誰でも腰掛けられるところを整備すべき」。
戸塚区からの回答は、「それでは、少し追加して設置します」。
私は、「少しでは意味がない。こんなにベンチがあるの?って思われるくらいで丁度いい」と、さらに要求。
そして、今の設置状況になりました。皆さんが腰掛けているのを見るにつけ、もっといろんなところにベンチを設置したくなります。



被災地・仮設住宅の応援の中でも、一番効果があった縁台設置作戦!

平成23年6月、避難所から仮設住宅へ引っ越しを終えたばかりのところで、餅つき大会を開催。そのとき感じたのが、「仮設住宅の敷地内には腰掛けられるところが無い。これでは年配の方々は引きこもってしまう。」ということ。
さっそく、そのことを地元・戸塚の工務店の社長にお話ししたところ、すぐに若手の職人さんを手配してくださり、全棟の脇に置ける「縁台」を寄贈してくださいました。
これが、じつに重宝で効果的。天気が良い日は、老若男女皆さんで部屋の外に出て雑談したりして、コミュニケーションを取れる場所になりました。
その後、某有名団体等が「高価で重厚感のある立派なベンチ」を寄贈しておりましたが、稼働率は「縁台」が一番。何しろ使い勝手が良いのです。
これは仮設住宅に限ったことではなく、すべての地域・街でも同様のはず。
それなりの人数が並んで腰掛けられる「縁台」は必要だ、って考えます。

塩釜の街角ベンチ&花壇

宮城県塩釜市のボランティアセンターで知り合った仲間に、「仮設住宅に縁台設置したら、とても稼働率高いよ。」って伝えたところ、その仲間のそのまた仲間の方々が、「街角ベンチ&花壇」を作成。
そして、こんな素敵な縁台を設置してしまいました。
ここも、当時は津波浸水地域で、周辺一帯は瓦礫とヘドロだらけでした。だけど、そんなことを感じさせないくらい素敵な雰囲気を作り出しています。
設置当時は、近隣に居住されている方が少なかったため、稼働率は上がっていませんでしたが、こういう雰囲気作りも必要だな、って感じます。

そんなプロセスを経て、北井は、花と縁台(ベンチ)が街中にあふれる戸塚を創りたい!って考えるようになったのでした。